
- 精神科専門医の女性医師が診察
- 男性に伝えづらい女性特有のお悩みも精神科専門医の資格をもつ当院の女性医師にお気軽にご相談ください。
当院理念
philosophy
当院では、来院される患者の身体と精神症状をしっかりと把握し、地域に根差し、患者さんの日常生活を大きく変化させることなく、社会生活を円滑にする、お手伝いをします。
近年は脳科学研究が劇的に進歩したため、精神医学も脳神経の働き異常と判断され、精神医学において、薬物療法が主流です。精神療法、カウンセリング、心理療法は、診断、治療の補助として扱われてきました。
しかし精神症状が脳科学的なエビデンスのみで十分解明できないことも多く、経験や現象学的、症候学的な精神療法、カウンセリング、心理療法が見直されています。
精神症状は、個人差が非常に大きく、発育生活歴等の詳細な問診が必要で、DSM、ICD等の診療ガイドラインはあるものの、医師により判断が分かれることも多く、また重症度は、患者個人の生まれ持った素質、遺伝的素因により大きく異なります。
当院では薬物療法と精神療法等を適切に組み合わせ、患者さんの心と向き合っていきたいと考えています。丁寧な診察を心がけ、信頼を得られるように頑張りたいです。
クリニックの特徴
features
-
01
女性のライフステージ変化に伴うメンタルヘルス
女性は月経、妊娠、出産、産後、更年期といった男性にはみられない大きな性ホルモンの変動を経験します。
事実、月経、周産期、更年期(閉経期)の3つの転換期には、うつ病を中心とした気分障害を呈することが多く、月経前症候群、月経前不快気分障害、マタニティブルー、産後(産褥期)うつ病、さらに分娩時合併症の増加、養育能力の低下や物質乱用、自傷、自殺、児童虐待などに繋がりうるため適切な対応が必要です。
そして,更年期は閉経移行期であり、エストロゲンの分泌減少によって様々な精神症状や自律神経症状の発症も多く認めます。
独身、主婦、キャリアウーマンに限らず漠然と将来の不安を抱く女性は多く、一人で抱え込えこんでしまう方も多いです。そのような女性たちの駆け込み寺のような、診療所を目指しています。 -
02
メンタル × フィジカル
当院では総合診療的な立場からの「体の不調」と
「心の不調」の両面から“総合的”に診察し、
患者様の心身のケアを行います。 -
03
ライフスタイルに沿った治療
仕事が忙しく時間がとれない、外出が難しい…等、
患者さまひとりひとりの事情は異なります。
適切な薬物治療と精神療法をうまく掛け合わせ、
患者さまの負担にならない治療をご提案します。 -
04
大人の発達障害
外来では仕事上の不適応で、発達障害ではと上司に指摘され精査希望される方が増えています。
大人の発達障害は、幼少期の多動性、衝動性は改善するものの、不注意が顕在化し、学業生活、仕事に不適応をきたし、長くうつ病などと診断されているケースが多いです。
幼少期からの細かい問診、ご両親からの詳細な経過を聞くこと、さらに心理検査を使い、判断されるもので安易に診断すべきものではないと考えています。 -
05
高齢者の薬剤起因性老年症候群
高齢の患者さまは複数の医療施設を受診しており、ポリファーマシー(多剤服用)になりやすく、それが薬物相互作用により抑うつ、腸管機能低下、認知機能低下、またサルコペニア、フレイルとの関連も深いものとなっています。
認知機能低下、ふらつき転倒による骨折は、低栄養や自閉にも関連し当院では薬剤調整、適度な運動指導も行ってまいります。
新型コロナウイルス対策
covid-19
受診時の検温
非接触型検温計にて体温チェックをさせて頂いております。
当日、体温37度以上の方は、診療をお断りしています。
発熱やせき・息切れがあり、14日以内に新型コロナウイルス感染症の流行地域から帰国した方、または新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚接触があった方は、必ず事前に最寄りの保健所あるいはコールセンターに電話で相談してください。